川中美幸、母の死去後初コンサートで涙「母の歳まで歌う」

2017年10月20日17時59分  スポーツ報知
  • 「大江戸うた祭り」に出演した(前列左から)ジェロ、森山愛子、川中美幸、山本あき、(後列同)中澤卓也、村木弾、エドアルド、浅野祥、江戸小町

 歌手の川中美幸(61)が20日、東京・王子の北とぴあ さくらホールで歌謡コンサート「第13回 大江戸うた祭り」に出演した。

 母・川中久子さん(享年92)が1日に胃がんのため死去後、ファンの前で歌うのは初めて。鮮やかな赤い着物姿で登場し、客席に投げキスをプレゼントするなどノリノリ。冒頭で代表曲「二輪草」を歌い終えると、観客1300人を前に「母は今、会場に来てます。残念ながら、ついこないだ遠出をしましたが、私もあと30年くらいたったら後に続く。そう思えば寂しくない」とあいさつした。

 観客から「お母さんも喜んでるよ」と励まされると、「別れは寂しいものです。楽しい時もつらい時も歌が寄り添ってくれる」とハンカチで何度も涙もぬぐった。晩年は手押し車を押して生活した久子さんの姿を思い返し、「母の歳まで手押し車を押してでもステージに立ちたい」と生涯現役を宣言し、「総入れ歯になって歌って、入れ歯が落ちたらどうしよう」と爆笑トークも健在だった。

 最新曲「あなたと生きる」など4曲を熱唱。終演後の会見では、「家に帰ると気持ちが落ちます…」と涙ぐみながら、「でも、頑張らないと」と自らを鼓舞。「母は『自分の人生を生きなさい』と言ってくれた。これからもより大事に歌っていきたい」と力強く語った。

 同コンサートは、応募約4500通から選ばれた1300人が来場。この日はジェロ(36)、村木弾(37)、中澤卓也(22)、森山愛子(32)ら計9人が出演した。

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