“次世代のアニソンクイーン”LiSA、東京五輪へクールジャパン活動

2017年12月17日6時0分  スポーツ報知
  • 次世代のアニソンクイーンとして活躍が続くLiSA(カメラ・森田 俊弥)

 歌手のLiSA(30)が“次世代のアニソンクイーン”として国内外で人気を集めている。初のアリーナツアーを成功させ、シングル「Catch the Moment」はオリコンの上半期女性ソロ歌手CD売り上げランキング1位を獲得するなど、大きく飛躍。海外での公演回数は30回以上を数え、来年6月から東京、大阪、台湾、香港などを回るアジアツアーに挑む。東京五輪を控え、アニソンなどの日本文化を発信するクールジャパンへの思いを聞いた。

 ファッションやアニメ、漫画、和食など日本の文化が世界的に格好いい(=クール)と認められ、広がりをみせるクールジャパン。アニソンも、2020年の東京五輪に向けて日本と世界をつなぐ懸け橋として期待される分野だ。

 その担い手の一人がLiSA。抜群の歌唱力とキュートなルックスを武器に、2011年のソロデビュー後、海外での公演回数はイベント出演を含めると、30回を超える。11月に中国・四川省で開かれたアジア太平洋地域の歌の祭典「ABUソングフェスティバル」に日本代表として出演。12月9、10日には台湾で単独公演を成功させた。

 「クールジャパンの活動としてアニメに関わり、それが世界中の人たちに受け入れてもらえている。その実感はあります。自分の歌声を求めてくれる場所に、文化の一つとして輸出されている感じかな。『日本の文化ってすごいんだぞ!』って、国旗を掲げていきたいような気分です」

 11年に初めて中国・上海で行った単独ライブが原点。「日本で歌っている感じだった。(現地のファンが)日本語で声をかけてくれたり、私を喜ばせようと(アンコールで)日本語で歌ってくれたり。その姿を見て、私にも届けられることがあるって思った」。

 アニメ「ソードアート・オンライン」のオープニングテーマ曲「crossing field」(12年)は海外でも人気の高い曲だ。「私のことを知らない人たちが、『そのアニメとキャラクターが好き』という信頼感だけで、最初から『LiSA!』と呼んで受け入れてくれたし、歌も喜んでくれた。アニメの力ってすごい…と実感させられた瞬間でした」

 国内でも着実に人気、実力を伸ばす。2月に発売された11枚目のシングル「Catch the Moment」は「劇場版ソードアート・オンライン―オーディナル・スケール―」の主題歌。オリコンの上半期女性ソロ歌手CD売り上げランキング1位を獲得した。iTunes、レコチョクの上半期ダウンロード(DL)ランキングでもそれぞれ3位、6位を記録した。

 「ソロの7年間、1個1個を大切にしてきたから今があると実感しています」

 来年は6月14日の東京・日本武道館からアジアツアーが開幕する。大車輪の活躍が続きそうだが、「私が(カナダ出身の歌手の)アヴリル・ラヴィーンに憧れて音楽を始めたように、いつか『LiSAみたいになりたい』ってアニメを歌う人が現れたら幸せです」と優しくほほ笑んだ。

 ◆LiSA(リサ)1987年6月24日、岐阜県出身。30歳。2010年アニメ「Angel Beats!」の劇中バンド「Girls Dead Monster」の2代目ボーカルに抜てき。11年ミニアルバム 「Letters to U」でソロデビュー。14年初の日本武道館公演。海外公演の実績は米国、メキシコ、中国、シンガポール、タイなど。これまでシングル13枚、アルバム4枚を発表。座右の銘は「今日もいい日だっ。」

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