ビートたけし、白鵬の張り手批判に異論「相撲の決まり手にあるのに使っちゃいけないって…」

スポーツ報知
ビートたけし

 お笑いタレントのビートたけし(70)が、6日放送のTBS系「新・情報7daysニュースキャスター」(土曜・後10時)に出演し、横綱に求められている横綱相撲の定義に疑問を投げかけた。

 番組では、横綱審議委員会(横審)の稽古総見で横綱・白鵬が横審の前で立ち合いに張り手を行ったとのニュースを取り上げた。これについて、たけしは「変だよね?(張り手、かち上げが)相撲の決まり手にあるのに、横綱になったら使っちゃいけないって。じゃー、王さんが4番になったらホームラン打っちゃいけないと同じじゃない」と相手を正面から受け止めて相撲を取るのが横綱相撲と見られていることに疑問をぶつけた。さらに「それを横綱らしくないと言うのなら、モンゴルの人を帰化させずに横綱にするほうがよっぽどおかしいよ。国技なんだから。横綱に値しないっていうなら、国籍が違うほど値しない。張り手もかち上げも、相撲のルールに入ってるのに、それを勝負の世界で使っちゃいけないって変なルールおかしいでしょ」と持論を展開した。

 さらに「昔は、第1回目の立ち合いは横綱が立ち上がって、横綱がそれを受けなきゃいけないっていう時代もあったけど、今は近代相撲で年6場所ですよ。それをやらなきゃ勝てないって。受け相撲ばっかやってたら。おかしい」とクビをかしげた。

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