野口五郎、大成功した副業を始めたのは盟友・西城秀樹のため「なんでもします」

スポーツ報知
野口五郎

 歌手の野口五郎(61)が18日放送のフジテレビ系「バイキング」(月~金曜・前11時55分)にVTR出演し、副業で大成功したのは盟友の歌手・西城秀樹(62)をバックアップしたいという思いからと語った。

 野口の副業は「テイクアウト・ライブカード」。これはコンサートの秘蔵映像やアーティストのメッセージ、見終わったばかりのライブ映像などを配信するサービス。QRコード付きのカードを購入すると、ダウンロードできる。

 昨年導入したドリームズ・カム・トゥルーのコンサートでは1枚1500円で発売したところ、3か月で1万枚以上販売された。このサービスの発案者である野口は特許も取得している。

 芸能取材歴25年の山根弘行リポーター(60)から直撃された野口は「僕の友人に西城秀樹というやつがいるんですけど、デビューした頃はあんまり好きじゃなかった。リハーサルとかで、ちらちらちらちら僕の方を見ながら歌っているから、なんでそんなに意識しているんだ、めんどくさいやつだなと思っていた」と語った。

 2人は30歳を過ぎくらいから仲良くなってきたというが、西城は2003年、2011年の2度にわたって脳梗塞を発症した。現在もリハビリをしながら歌手活動を続けている。

 野口は、2015年4月に行われた西城の還暦バースデーライブに出演した。野口はその時のことを振り返り、「一生懸命歌う彼を見たとき、これが本当のアーティストの姿だと思った」という。

 「一生懸命ファンの前で自分を表現しようとしている姿を見て震えた。どんな状況であっても歌い続けるんだという思いを彼から学んだ」と野口。「テイクアウト・ライブのようなものへの思いが強くなった。あの時の彼の姿を見たことは大きかった。彼のためにも頑張らなきゃと決意した」と語った。

 山根氏が「西城さんが歌い続けるなら、これからもバックアップするということですか」と質問すると、野口は「もちろんです。僕ができることならなんでもします。音楽界がまた盛り上がってくれたらうれしい。この業界に恩返ししたい」と力強く頷いた。

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