北海道からミス・ユニバースへ!日本ハム・大累と同級生の豊沢瞳さん「北海道を盛り上げられる存在に」

スポーツ報知
普段は大学職員を務める豊沢さん

 北海道からミス・ユニバースを目指す。20日に札幌市内で行われたミス・ユニバース・ジャパン北海道大会ファイナルで、千歳市出身の豊沢瞳さん(27)がグランプリに輝いた。普段は大学職員を務める178センチの長身美女。今年7月に東京都内で行われる日本大会、そして世界80か国以上の代表が参加する世界大会でのグランプリを夢見ている。

 2度目の挑戦でついに栄冠をつかんだ。豊沢さんは昨年の大会で審査員特別賞を受賞。それでも「リベンジしたかった」。年齢制限ギリギリの27歳の今年、再び挑戦を決意した。

 この1年間、食生活を見直し、ヨガや筋力トレーニングに励んで8キロの減量に成功。努力を積み重ねて、応募総数30人の中から一番光り輝くティアラを手にした。

 身長178センチ。本人は「遺伝です」と笑うが、その長身を生かし、中学1年で始めたバレーボールでは、虻田高時代に南北海道大会準優勝の実績を持つ。現在もコーチとして北海道大学リーグ1部で戦う星槎道都大女子バレーボール部を指導。夕方まで大学職員として事務作業にあたり、終業後は減量のために勉強した栄養管理の知識を表にまとめて配るなど、培った経験を選手に伝えている。

 趣味はスポーツ観戦。星槎道都大時代は日本ハムの大累進内野手(27)と経営学部の同級生で、テスト前にはノートを貸すほどの仲だった。「試合終盤のドラマチックな逆転劇が好き」と札幌ドームに足を運ぶ。「コンサドーレやエスポラーダもある。今年は北海道のプロスポーツを全部観戦できたら。一緒に北海道を盛り上げられる存在になりたい」と“応援大使”への野望ものぞかせた。

 目標は北海道代表初の日本代表、そして世界一を意味する「ミス・ユニバース」だ。7月上旬の日本大会に向け、「いずれは始球式にも挑戦してみたい。今から心と体と肩を作っていきます」と豊沢さん。北海道から世界一へ―。貪欲に、一つずつ夢をかなえていく。(宮崎 亮太)

 ◆豊沢 瞳(とよさわ・ひとみ)1990年11月16日、千歳市生まれ。2歳の時に水泳、千歳中1年の時にバレーボールを始める。虻田高1年の時にはバレーボールの南北海道大会で準優勝。道都大(現・星槎道都大)1年時に左膝前十字靱帯(じんたい)を断裂し、学生コーチに転向した。卒業後は札幌スポーツ&メディカル専門学校の教員を経て、16年4月から同大職員。178センチ。家族は両親と弟。

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