「ワイド!スクランブル」で相撲の映像使用許諾書類偽造など謝罪 大下アナが頭を下げる

スポーツ報知
テレビ朝日

 テレビ朝日系「ワイド!スクランブル」(月~金曜・前10時25分)は30日、同番組を制作する番組制作会社のアシスタントディレクター(AD)が社内手続きの中で、日本相撲協会の映像使用にかかわる承認書類を偽造していたことを謝罪した。

 同局によると、ADは今月17日の放送に向け、放送の際に相撲協会の許諾が必要な映像を使用する目的で番組で保管していた過去の承認書類(事前に同番組から相撲協会に送った映像使用の申請書に同協会が決済印を押して番組に返送した書類)の決済印の日付や放送予定日などを改ざんして承認書類を偽造したという。該当する映像の使用については社内のその後のチェックにより結果的には放送されなかったが、このADが今月10日放送分でもスポーツ局の担当者のサインを偽造した上、相撲協会への申請書の提出を忘れたまま、映像を使用していたと説明していた。

 同局では関係者を減給処分にした。

 MCの大下容子アナウンサーは「今回の事態をきわめて深刻に受け止めて、心より深くお詫び申し上げます。同様のことを二度と繰り返すことの無いように、社内教育を徹底し、再発防止に努めてまいります」とテレビ朝日のコメントを読み上げ「この度は誠に申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げた。

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