タッキー、英科学誌論文に執筆者として掲載 「鬼界カルデラ」調査に役立つ溶岩を自ら採取

2018年2月10日0時57分  スポーツ報知
  • Hideaki Takizawaの名前が記載された論文(Scientific Reportsサイトより)

 「タッキー&翼」の滝沢秀明(35)が、英科学誌「Scientific Reports」電子版に掲載された鹿児島県・薩摩半島沖の海底火山「鬼界カルデラ」に関する論文に執筆者として名を連ねたことが9日、分かった。

 研究は神戸大海洋底探査センターは「鬼界カルデラ」にある溶岩ドームを調査したもの。同日放送されたNHK総合「ニュースチェック11」(月~金曜・後11時15分)によると、滝沢は自ら25~30メートル潜水し、溶岩を採取した。

 するとその溶岩ドームの岩石が、鬼界カルデラで約7300年前にあった超巨大噴火の後に発生した噴火で新たに誕生したものと判断された。溶岩ドームは現在もマグマの供給を受け、膨張している恐れもあるという。

 滝沢は「火山探検家」として知られ、テレビ番組などで世界各地の火山を訪れる様子が何度も放送されている。

 番組に対して、巽好幸センター長は「滝沢さんの岩石がなければ、分析ができなかった。彼のおかげでちゃんとした論文が書けた」とコメント。滝沢も「科学的に重要な発見につながったことをとても光栄に思います」とコメントしたという。

 約7300年前の超巨大噴火では、九州南部の縄文文化が壊滅する大損害があったとされる。巽センター長は会見で「現在も地下に巨大なマグマだまりがあるかもしれず、将来的には新たな活火山となる可能性もある」と指摘。「巨大なカルデラ噴火は今後100年間で約1%の確率と予想され、対応の必要がある」と話している。

 論文は「Giant rhyolite lava dome formation after 7.3 ka supereruption at Kikai caldera, SW Japan」とのタイトルでhttps://www.nature.com/articles/s41598-018-21066-wに掲載されている。

 また調査の模様はNHK・BSプレミアムで今年春以降に放送される予定だという。

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