ミッツが明かした マツコ、ブレークのきっかけ 2人で一緒に乗った新幹線で受けた電話が…

スポーツ報知
ミッツ・マングローブ

 女装家でタレントのミッツ・マングローブ(42)が10日放送のTBS系「サワコの朝」(土曜・前7時半)にゲスト出演し、親友のマツコデラックス(45)のテレビ出演のきっかけを語った。

 司会の阿川佐和子(64)から「マツコさんがテレビに出るきっかけをミッツさんが作ったって話を聞きましたけど、事の発端は何?」と問われると、ミッツは「とある東京のローカル局で、その番組の司会を私のいとこがやっていたんですよ。徳光和夫の息子が…。徳光正行というどら息子が…」と話し出した。フリーの徳光正行アナ(46)がMCを務めていたTOKYO MX「5時に夢中!」のことで、「番組のゲストが急病でちょっと来られなくなって、誰かいないかってなったときに、(徳光正行が)『自分のいとこの一緒にやっている仲間に、すごい面白いインパクトのあるやつがいる』ってその番組のプロデューサーに言って…」ときっかけを語った。正行は、ミッツとマツコがコンビでやっているライブも見に来てくれており、存在を知っていたという。

 「それで私にまず電話がかかってきて。ちょうど仙台に営業に行く新幹線の中で2人で座っていたんです。それで『隣にいるから代わる』って代わって…。それが最初のきっかけ」とマツコの出演を橋渡しした時の状況を説明した。

 翌日、仙台から帰京し、マツコとともにスタジオに行き出演を見守ったという。

 「当時は10年前とはいえ、そういう(女装タレントが出演する)土壌がまったくなかったんです。テレビで…。(美輪明宏さんのように)あれほど、芸術性に優れた先輩たちはいらっしゃったけど…」と、マツコのテレビ出演で、女装タレントの取り巻く環境が変化したことを実感した。「(新宿)2丁目でしがなく女装だけをやっている。名もなき女装家たちがテレビに出る事なんて考えられなかった。マツコさんが先にテレビに出てくれたことで道が開けましたね」と感謝していた。

 「5時に夢中!」は2005年4月にスタートし、徳光正行アナが06年9月まで初代MCを務めていた。ミッツは10年9月から金曜日のアシスタントを担当している。マツコは05年7月からコメンテーターとして出演している。

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