川地民夫さん死去、79歳 2週間前に倒れ意識戻らず

2018年2月12日15時21分  スポーツ報知
  • 川地民夫さん

 菅原文太さんと共演した東映映画「まむしの兄弟」シリーズなどで活躍した俳優の川地民夫(かわち・たみお、本名河地猛=かわち・たけし)さんが10日に脳梗塞のため神奈川・横須賀市内の病院で死去した。79歳だった。通夜は15日午後6時、葬儀・告別式は16日午後1時、いずれも神奈川県逗子市久木1の2の6、逗子二葉会館で営まれる。

 関係者によると、川地さんは約2週間前に逗子市内の自宅で倒れ、救急車で緊急搬送された。そのまま1度も意識が戻ることなく亡くなった。今月3日にお見舞いに訪れた知人女性によると、すでに人工呼吸器をつけた状態だったという。「男の中の男でした」と悼んだ。3年半前と昨年に脳梗塞で2回入院しているが、倒れる前は元気だったという。

 逗子市の自宅の隣に引っ越してきた石原裕次郎さんに勧められ、大学1年生の時に日活に入社。58年に青春映画「陽のあたる坂道」で主演の裕次郎さんの弟役でデビューした。その後は小林旭(79)、沢本忠雄(82)と「三悪トリオ」として売り出され、さまざまな作品に出演した。

 昨年のテリー伊藤との対談では、裕次郎さんの「タフガイ」、二谷英明さんの「ダンプガイ」など、ガイがつくとスターの証となったため、川地さんが「僕は何ガイ?と聞いたら、問題ガイだって」とエピソードを明かしていた。

 日活退社後に出演した「まむしの兄弟」シリーズでは、菅原さん演じる主人公の義弟を演じ大人気に。同シリーズは9作品が制作された。ほか「仁義なき戦い」(73年)、「新幹線大爆破」(75年)などの作品でも活躍した。昨年もフジテレビ系「トクチョウの女~国税局特別調査部~」で元気な姿を見せていた。

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