台湾での暴行事件で逮捕された隆大介が空白の3年間を振り返る

スポーツ報知
隆大介

 俳優・隆大介(61)が5日放送のフジテレビ系「ノンストップ」(月~金曜・前9時50分)に出演し、2015年3月に台湾・台北の空港で職員に暴行して逮捕される事件を起こしたことを謝罪し、仕事を失ってからの空白の3年間をざんげと共に語った。

 隆は台北へ迎う機内でビールを飲み泥酔。入国カードを書かずに税関で止められ、職員を蹴り骨折させてしまった。

 公務執行妨害と暴行などで逮捕。被害者との示談が成立し、出国が許されたのは3か月後だった。

 しかし、日本へ帰国してみると所属事務所から解雇された。「当然だと思います。犯罪者をマネジメントするわけにはいきませんから。会社にとってリスクのある俳優はいるべきではありませんし、覚悟はしていました」。

 隆は「全て失いましたから。こういう時に自ら命を絶つ人もいるんだろうなと思う」と振り返った。

 しかし以前、仕事をしていたプロデューサーからオファーがあり4月7日公開の映画「私は絶対許さない」に出演した。3年ぶりの俳優業に「夢のような時間でした」と隆。「ああいう、うかつな行動をとったのは俳優をさせてもらっていることに感謝が足りなかったからです」と語った。

 師匠の仲代達矢(85)には「あいさつができていない。不肖の弟子が起こしたことはいつかきっとおわびしないといけないと思っています」と話し、「おわびさせていただく機会を下さったことに心から感謝しています」と番組に謝辞を述べた。

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