藤井六段の4部門独占に“初代”内藤九段「いちばん強くなるのは16歳から」

2018年3月14日0時12分  スポーツ報知
  • 内藤國雄九段

 将棋の藤井聡太六段(15)が2017年度の記録全4部門(勝率、勝利数、対局数、連勝)を独占することが確定したことについて、1969年度に同じく4部門独占を達成した内藤國雄九段(78=引退)は13日、取材に対し「藤井君と同じ記録は光栄なこと」とコメントした。

 過去に4部門独占を達成したケースは、内藤九段と羽生善治竜王(47)の88、89、92、2000年度の計5度しかない。48年前の達成者として、内藤九段は「週1回は通ってるうどん屋さんに最近言われるんです。『内藤さんも引退しなければ藤井君に会えたのにね』って…」と得意のユーモアを交えつつ「(4部門独占は)あんまり覚えていませんでしたけど、人気の藤井君と同じ記録ということで光栄なことだなあと思いますよ」とコメントした。

 さらに、15歳の天才棋士に対し「私はもう下降線だった30歳の時に達成したと知ってビックリしているんですけど、いちばん強くなるのは16歳からです。藤井君のこれからが楽しみですね」とエールを送っていた。

 内藤九段は1958年にデビュー。中原誠十六世名人、故・米長邦雄永世棋聖、加藤一二三九段らと名勝負を繰り広げ、王位2期、棋聖2期のタイトル歴を誇る。2009年に史上6人目の通算1100勝を達成し、15年に引退した。歌手としても活動し、1976年に発表した「おゆき」は大ヒットした。

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