“福岡一の美少女”今田美桜、初共演の中井貴一から「本当に根性がある」

スポーツ報知
「シリアスな作品にも挑戦したい」と意気込む今田美桜(カメラ・森田 俊弥)

 モデルで女優の今田美桜(みお、21)が、21日スタートのフジテレビNEXT×J:COM共同制作の連続ドラマ「記憶」(中井貴一主演、水曜・後10時)で主人公の秘書役をがむしゃらに演じている。

 人気韓国ドラマ「記憶~愛する人へ~」の日本版リメイク。若年性アルツハイマーを宣告された敏腕弁護士・本庄(中井)の人生を懸けた闘いと、家族愛を描く。今田は法律事務所で働く本庄の部下・足立初花役。中井とは初共演になる。

 貴重な2人きりのシーン。あまりの刺激の強さに「緊張して、口が乾燥しまくりで…。思いきりやるだけです」と照れ笑い。「セット前の加湿器の近くでも、唾をのみ込みたくなるぐらい。緊張しまくりな私の姿を見て、優しく話しかけてくれる。和ませてもらっています」と感謝の連続だ。

 大きな瞳が印象的。高校時代に地元・福岡でスカウトされ、モデルデビュー。“福岡一の美少女”と称されたこともある。イマドキの外見とは裏腹に、芯が強く負けず嫌いな性格だ。言い間違えでNGを出した時も「撮影現場で自分から素に戻ってはダメ、と教わってきた。監督の『カット』の声がかかるまでやり続けた」。熱心な姿に、中井も「本当に根性がある。すごいね」と感心していたという。

 今田はアジアで活躍できる女優を目指し、16年夏に上京した。4月17日スタートのTBS系「花のち晴れ~花男 Next Season~」(火曜・後10時)に、真矢愛莉役で出演が決定。着実にステップアップを遂げている。

 「まだカメラを向けられると、感情をうまく出せない時もある」が、悲観はない。「できない自分がすっごく悔しいんです。『何でできないんだ』って落ち込んだり、家で泣いたりすることもあるけど、そんな時間はないと思う。もっと勉強して表現の幅を広げたい」と飛躍を誓った。

 ◆今田 美桜(いまだ・みお)1997年3月5日、福岡県出身。21歳。15年BSプレミアム「私は父が嫌いです」でドラマ初出演。同年「罪の余白」で映画初出演。17年10月期のフジ系「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」で月9デビュー。特技は殺陣、アクション、乗馬。マイブームは料理。昨年中国語検定2級を取得した。157センチ。血液型A。

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