加山雄三、光進丸火災「人生ずっと一緒に歩いてきた船。本当に辛い」

スポーツ報知
所有の船「光進丸」が炎上したことについて、目に涙を浮かべながら悔しそうに語る加山雄三

 俳優で歌手の加山雄三(80)が2日、オーナーとして知られているプレジャーボート「光進丸」(104トン)の火災について「人生ずっと一緒に歩いてきた船ですから、それがなくなってしまったというのは本当に辛いです」などと心境を語った。

 静岡県の安良里(あらり)漁港で1日夜、係留されていた光進丸から出火。加山は公演のため沖縄に滞在中で無事だった。この日、航空機で帰京し、羽田空港で取材陣に応対した。

 3代目となる現在の光進丸は加山が設計し、作り上げた愛着ある船。「すべて隅々まで知り尽くしてるわけですよ。だから何故という気持ちでいっぱいでね」と沈痛な表情。現在は公演のため沖縄に滞在中。「メールで状況を報告してもらってます。関わってもらっている皆さんに。心から感謝するのみです」と話した。

 「家族は、みんな泣いてました。子供達だって生まれる前からですから。何代も続いて一緒に海洋合宿もやったり、小さいときからの思い出も山ほどで…。情けないです。本当に」。いつもはバイタリティー溢れる若大将も沈痛な表情。目には涙が浮かんでいた。

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