テレ東・片渕茜アナ、ニュースも私生活でもとことん追及「まだまだ勉強中」

スポーツ報知
健康的な笑顔が魅力の片渕茜アナウンサー

◆テレビ東京系「未来世紀ジパング」(水曜・後10時)

 昨年9月、産休に入った秋元玲奈アナ(32)の代わりに番組を担当する片渕アナ。半年が過ぎたが「まだまだ勉強中です」と、ころころと笑う。

 番組は、世界各地の社会状況や紛争など熱い「沸騰現場」に焦点をあて、ゲストらと話し合う。元NHKのジャーナリスト・鎌田靖氏(60)、フリーの内田恭子アナ(41)と進行を務める。時に自ら海外取材する機会もあり、シンガポール・チャンギ空港の自動化を取材した際は「チェックインから出国手続きまで、本当に便利でスピーディーなんです」と大きな瞳を輝かせる。

 番組で取り上げる話題が決まるのは収録前日の午前。そこから必死で勉強する。「私はフリップボードやデータで説明する場面が多いので、ゲストからの突然の質問にも答えないといけないですから」。ネットや記事資料で4時間近く勉強。別の仕事が入ることもあるため、どこでも勉強できるよう自身のノートにびっしりと書き込む。この日も「さっき打ち合わせがあったので」と小脇に大学ノートを抱える。

 入社して3年目になった。新人時代はニュース原稿の2枚目と3枚目を逆に重ねてしまい、本番中、原稿をめくって固まり「これが『真っ白になる』ってことか」と冷や汗もかいた。今は基本ができてきても「次々と課題が見つかります。勉強してニュース読んでいるか、知識なく読んでいるかは『、』の位置や強調の仕方で分かってしまいますから」と妥協しない。

 その姿勢は私生活でも同じ。趣味はジムでの筋トレ。長年やったダンスの動きを実演してもらうと、はた目には上手でも「何かキレが…。見る人が見ると(練習不足が)分かっちゃうな…」。朗らかな笑顔と口調の中に、とことん追求する体質が見え隠れしていた。

(浦本 将樹)

 ◆片渕 茜(かたふち・あかね)1993年7月26日、佐賀県出身。24歳。西南学院大文学部卒業後、2016年、テレビ東京入社。担当番組は「開運!なんでも鑑定団」(火曜・後8時54分)、「ワールドビジネスサテライト」(月~金曜・後11時。月、火曜担当)、「未来世紀ジパング」「TXNニュース」など。特技は小学3年から大学まで続けたダンス。趣味は海外旅行、筋トレ。血液型A。

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