「〇〇発東京行き」ナレーター・吉田羊は上京時に電話ボックスで号泣

スポーツ報知
上京ドキュメント番組のナレーションを担当した吉田羊

 女優・吉田羊(年齢非公表)がこのほど、15日に放送される大阪・カンテレ制作のフジテレビ系全国ネット特番「〇〇発東京行き 2018春」(後4時5分)でナレーションを担当した。

 昨年8月に関西ローカルで放送されたドキュメントバラエティーの第2弾。今年3月から1か月かけて、大阪駅の東京行き高速バス乗り場にいる1097人にインタビューし、上京への思いをつづった。

 ナレーション収録後、吉田は「いろんなエピソードに合わせて声のトーンを変えるのが楽しかった。面白い画には面白く、しっとりの画にはしっとりと」と手応え十分。

 自身も高校卒業後、福岡から東京へ。「初めて話しますが、私の上京はまさに高速バス。天神駅から午後5時に出て、翌日の朝8時に着くんですね。15時間かけて(笑い)。新宿駅の西口で実家に電話をしたら、うちの母が『もう家に帰ってこないと思うと涙が出たよ』って言ったんです。それを聞きながら電話ボックスで号泣した記憶があります」と、涙の旅立ちを告白した。

 東京を「努力をすれば報われる場所!」と力説。「私自身の人生で身をもって感じたこと。ネガティブなことを言い始めたら、やっぱりネガティブなことしか引き寄せない気がする。あえて夢が叶う場所なんだってことを声高に言っていきたい」と上京を夢見る人々にエールをおくった。

 番組については「東京の悪い部分、ギスギスした冷たい部分が目に付いた時、番組に出てきた人たちを思い浮かべて、いろんな事情があって東京にいるんだな、ちょっと優しくしようかなという気持ちになってもらえたら」とPRした。

芸能

×