古川雄輝「ラブリラン」好演の極意は徹底的にイケメン

2018年4月18日10時0分  スポーツ報知
  • ドラマと同様にクールな表情を見せる古川雄輝

 俳優・古川雄輝(30)が、読売テレビ制作の日テレ系ドラマ「ラブリラン」(木曜・後11時59分)で「ドSツンデレ男子」を好演している。中村アン(30)が演じる30歳処女の主人公を、クールに振り回しながらも見守る年下の同僚・町田役を務める。ヒロインをめぐる、大谷亮平(37)の「ワイルド甘々男子」との対比も見どころのひとつだ。人気急上昇中の古川に「得意なジャンル」というツンデレイケメンの“極意”を聞いた。(河井 真理)

 一筋縄ではいかないイケメンだ。古川が演じるのは、30歳になっても男性経験のない“こじらせ女子”さやか(中村)が、なぜか記憶を失っていた3か月の間に付き合い、同棲していたという年下の彼氏。さやかを冷酷に突き放しながらも見守るツンデレな同僚の役だ。

 「このお話をいただいた時『これ、俺いけるな。やってやるか!』みたいな、ポジティブな気合が入りました」と振り返る。

 自身にとっては久しぶりのイケメン役。イメージがつかみやすかった分、自分なりにいろいろ考えて臨んでいるという。「ドラマを見た人みんなに、町田ってイケメンと思わせなきゃいけない。例えばセリフがない時の立ち姿だったり、声も普段よりは低くしてみたり。手がきれいと言われることが多いので、画面にあえて手が映るようにしてみたりとか。手フェチの女性って多いじゃないですか」と明かした。第1話で見せたモコモコのパジャマ姿も、“ギャップ萌え”を想定した古川のアイデアだ。

 SNSでの声も参考にする。「みんながどういうものが好きで、どんなものに反応しているかが分かるので、理想とするイケメンにあえて自分を寄せていく。町田はただのドSじゃなく、不器用なだけ。そういうところも意識して、カッコいいと思ってもらえるようにやっています」。生まれながらの端正なマスクを武器に、役として徹底的に作り込んでいるのだ。

 その一方で、イケメンと言われることについて「はやりの顔なんだと思います。芸能界に入った頃は『しょうゆ顔』がはやっていて、イケメンって言われたことはなくて。ここ数年で『塩顔』がはやり出した。あと何年かしたら違う顔がはやっているかもしれないし」と冷静にとらえている。

 家族の仕事の関係で7歳から11年間を海外で過ごし、慶大理工学部在学中の2009年に「ミスター慶応コンテスト」でグランプリを受賞。10年に芸能界デビューした。帰国する前は、英語より日本語の方が不自由なほどのネイティブ。その経歴を生かし、13年にイギリスで舞台デビュー、日中合作ドラマにも主演し、中国で大人気となった。

 将来の目標は2つある。ひとつは、英語力を生かして海外でも活躍すること。その足がかりはすでにできつつある。もうひとつは、頭の回転の速い俳優になること。理想は、以前ドラマで共演した佐々木蔵之介(50)という。「現場に入った瞬間、周りにあるものを見て監督の指示を聞いて、自分の引き出しから演技プランをスッと出す。すごくステキだなと思った」。そう話す姿は、単なるイケメン俳優の枠に収まらない無限の可能性を感じさせた。

 ◆古川 雄輝(ふるかわ・ゆうき)1987年12月18日生まれ。30歳。東京都出身。7歳からカナダで育ち、16歳で単身ニューヨークへ。慶応大学在学中の2010年にデビュー。13年に舞台「家康と按針」で海外デビュー。主な作品にNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」(16年後期)、日韓合作映画「風の色」(18年)、「曇天に笑う」(公開中)、「となりの怪物くん」(27日公開)。身長180センチ。

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