加藤小夏、女優一本で頑張ります!3か月でCM3本

スポーツ報知
今春に高校を卒業し「女優一本で頑張ります」と意気込む加藤小夏(カメラ・小泉 洋樹)

 この3か月間で立て続けに大型CM3本の主演に抜てきされ、「透明感があってかわいい」と話題の新進女優・加藤小夏(18)がこのほど、インタビューに応じた。

 ホットペッパービューティー、LINE、日本赤十字社と続けて起用された加藤は、透き通るような白い肌にキュートなルックスの持ち主。これまでドラマはゼロ、映画1本と映像作品への出演は少ないが、CMのオファーが殺到している。

 2月27日に公開したホット―のウェブ動画は再生数300万回を突破。4月にLINEのウェブCM、今月1日から赤十字のテレビCMが放送され、全て制服姿の女子高生役でショートストーリーを演じた。「少しずつ自分の思い描く演技ができて楽しい。“透明感”はうれしい。中学まで日焼けでガングロ、高校から日焼け止めで美白してきてよかった」とはにかんだ。

 安室奈美恵に憧れ、5歳から11年間ダンスに励んだ。中1時に東京・原宿でスカウトされ、大手事務所・サンミュージックに所属。演技レッスンを重ねるうちに女優業に興味を持った。14年にケイ・オプティコムのCMでデビューし、CMやモデルで活躍。今春に高校を卒業し、「女優1本でやるぞって感じです」と気合十分だ。

 同事務所は11月に創業50周年を迎える。かつて酒井法子(47)、安達祐実(36)ら正統派女優を輩出してきたが、最近はお笑い芸人の活躍が目立つ。スター女優を待ち望む事務所内から「救世主」と注目される加藤は「相澤(正久)社長からも『うちで正統派な女優は久々だから頑張って』と言ってもらった。50周年の期待をすごく感じるので頑張ります」。

 小学生の頃にTBS系「JIN―仁―」の演技を見て女優を志すキッカケとなった中谷美紀(42)を目標に掲げる。「中谷さんのように雰囲気があって幅広い演技ができる女優を目指します。いつか大好きな日曜劇場に主役で出たい」と力を込めた。(星野 浩司)

 ◆サンミュージック 1968年11月、当時社長の相澤秀禎さんが森田健作・千葉県知事を第1号タレントとして創業した芸能事務所。男性は西郷輝彦、野村将希、太川陽介、塚本高史ら。女性では都はるみ、桜田淳子、松田聖子、酒井法子、安達祐実、ベッキーらを輩出。お笑い芸人はダンディ坂野、カンニング竹山、小島よしお、メイプル超合金らがいる。

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