鈴木敏夫プロデューサー「『平家物語』実現できず残念」…高畑勲監督お別れの会

2018年5月15日14時5分  スポーツ報知
  • 高畑勲監督との思い出話を語る鈴木敏夫プロデューサー

 4月5日に肺がんのため死去したアニメーション映画監督の高畑勲さん(享年82)のお別れ会が15日、東京・三鷹の森ジブリ美術館で営まれた。

 「おもひでぽろぽろ」「平成狸合戦ぽんぽこ」など5つの高畑作品を手掛けた鈴木敏夫プロデューサー(69)は、閉会後に取材に応じ「『じゃりン子チエ』(1981年放送のアニメ)の頃から、毎日のように相談してきたことがプロデューサーとしての経験になりました。もう一本『平家物語』を出来ないかと話していたのに実現出来なかったのが残念です」と語った。

 二人三脚で作品を生み出していった日々を「タヌキとキツネの化かし合いですよ。監督とプロデューサーは敵対しないと作品は出来ない。一回もほめてくれなかった。『ぽんぽこ』なんて最初は7時間半ありましたから! (製作作業が)間に合わないので、本当は夏公開なのに高畑さんのためだけに『春公開』っていうポスターを作って横に貼っておいたんですけど、効果なかったです…」と笑顔で振り返っていた。

 高畑さんへの最後のプロデュースとなったのは、お別れの会をジブリ美術館で行ったこと。「高畑さんはこの美術館が好きでしたから、これからも(辺りを)ウロウロして往生しないんじゃないですかね」

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