西城秀樹さん最期の姿を妻・美紀さん明かす「おだやかに寝てるみたいに」

スポーツ報知
西城秀樹(右)は、幸せいっぱいで挙式を迎え、美紀さんと見つめ合いながら、指輪を見せた(01年6月30日撮影)

 24日放送のフジテレビ系「直撃!シンソウ坂上」(木曜・後9時)に、16日に急性心不全のため63歳で死去した西城秀樹さんの妻、木本美紀さんが出演。司会の坂上忍(50)に、秀樹さんの最期の姿を語った。

 坂上が西城さんの自宅を訪問。自宅に戻った遺体と面会した。その後、自宅でインタビューが行われた。

 西城さんが倒れたのは4月25日。美紀夫人は「上の(子供)2人はいなかったんですが、私の母と4人で食事をしてごちそうさまして、しばらくして急に意識がなくなるというか、そうなってしまって。いすから崩れ落ちて、こうなったんです。私もパニックになっていて、救急車の方に電話して。『心臓マッサージをしてください』と声を出してくれて、泣きながらでよく覚えてないんですが」。その後救急隊が到着し交代。電気ショックなど手を尽くしたが、脈が戻らないまま病院へ搬送。その後蘇生したが、その間約40分間心臓が止まっていた。「それ(蘇生)だけでも奇跡」と担当医。「意識は戻らないかもしれない。早ければ4日。もっても1週間だろう」との見解だったという。

 葛藤の末に子供たちにも状況を説明。「すごい心臓の強さ」で医師の見通しをはるかに上回る22日間もの間、命をつないだ。子供たちは学校帰りに病院に寄り、家族の時間を過ごしていたそうだ。

 そして5月16日。「8時まで病院にいて、1回家に戻って、いつも通り子供たちと食事をしたり、お風呂に入ったりして。『そろそろ明日学校だし寝るよ』とか言ってた時に病院から電話がありました。みんなで11時過ぎに病院に着いて、そこからは20分くらいで血圧が下がってきて。でもパパは苦しそうでなくて、おだやかに、寝てるみたいに…」と美紀さん。愛する家族にみとられ、静かに天国へ旅立ったという。

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