高世麻央、22年のOSK人生は「宝物を得たという思い…」

スポーツ報知
退団への思いを語った、高世麻央

 OSK日本歌劇団を退団するトップスター・高世麻央(たかせ・まお)が13日、都内で退団公演「レビュー 夏のおどり」(7月5日~9日、東京・新橋演舞場)の取材会に参加。22年のOSK人生について「宝物を得たという思いでいっぱい」と笑顔を浮かべた。

 同作は第一部が和物レビュー「桜ごよみ 夢草紙」、第二部は黒えんび服ダンスなどを披露する「One Step to Tomorrow!」で構成される。松竹の安孫子正取締役副社長は同公演を持って退団する高世について「OSKを引っ張っていただいた」と感謝した。

 高世は2003年のOSK存続署名活動のつらい思い出も振り返り、「色々ありましたけど、OSKで大好きな舞台をここまでできるとは思っていなかった。OSKの96年の歴史を紡いだことは人生の誇り」。4年後にはOSK設立100周年を迎える。「私はラストですが、OSKにはまだまだ魅力があり、一歩一歩前進している最中」といい、「私は神奈川県出身。未来のスターが関東からも出てきたらうれしい」と後輩たちに夢を託した。

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