野々すみ花、所属事務所退社を報告「あたたかく送りだして下さいました」

スポーツ報知
野々すみ花

 元宝塚歌劇団宙組トップ娘役で、女優の野々すみ花(31)が1日、自身の公式サイトで所属事務所を退社したことを報告した。今後は個人で活動を続けていく。

 「昨日6月30日をもちまして、所属事務所『梅田芸術劇場』との契約を終了し、今後は個人として活動させていただくこととなりました」と報告した野々。

 「結婚を機に、広い視野でこれからの自分の人生を想像してみた時、お仕事に取り組むスタイルを少し変えて行きたいと思うようになりました。今まで私を見守り活かしていただいた所属事務所とは、じっくりと話し合い、あたたかく送りだして下さいました。感謝しております」と円満退社という。

 今後については「芸能の世界に身を置いている限り、生半可な気持ちで取り組むつもりはありません。今後ご縁があって人様の前に出させていただく機会があれば、力を尽くしてお役目をまっとういたします」と記した。

 野々は2005年3月「エンター・ザ・レビュー」で初舞台を踏み、花組に配属。入団8か月後に「落陽のパレルモ」で主人公の幼年時代役に抜てきされ、2年目に「明智小五郎の事件簿」で新人公演初ヒロイン、3年目に「舞姫」でバウ公演初ヒロインを務めた。入団5年目の09年に宙組に組替え。卓越した演技には定評があり、大空祐飛の相手役を務めた。

 舞台のほか、2015年度後期のNHK連続テレビ小説「あさが来た」などドラマでも活躍。18年2月27日の自身の誕生日に結婚を発表した。

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