初音ミク、米サンノゼで世界ツアー!地元の小学生もコスプレで駆けつけた

スポーツ報知
サンノゼのファンに“生歌”を初披露した初音ミク

 バーチャルシンガー「初音ミク」の世界ツアー「MIKU EXPO 2018 USA & Mexico」の米・サンノゼ公演が、現地時間7月1日に行われた。

 アメリカでは何度もライブを行ってきたミクだが、同所を“訪問”するは初めて。ミクのコスプレ姿で会場に駆けつけた地元の小学6年生、リリー・ヴァジールさん(11)は「1年前に初めて『ローリンガール』を聞いてファンになったの。ライブでミクに会えるのがすごく楽しみ!」と興奮気味に話した。

 3000人のファンの「MIKU!」コールの中、電子の歌姫は「Hello,San Jose! I’m Hatsune Miku!(こんにちは、サンノゼ! 初音ミクです!)」と流暢(りゅうちょう)な英語でMCを披露。今ツアーの楽曲コンテストでグランプリに輝いたbeat_shobon(ビート・ショボン)の「Can’t Make A Song!!」や、DJで音楽プロデューサーのSlushii(スラッシー)の「Through The Night」などの英語楽曲を含め、仲間のキャラクターと共に全27曲を歌い上げた。

 ツアーは6日・ダラス、8日・オースティン、12日・ワシントンD.C.、14日・ニューヨークと巡り、19日のメキシコシティまで行われる。

 「MIKU EXPO」は、初音ミクの来訪を待ち望む世界各地のファンの声に応えるため、2014年にインドネシア・ジャカルタ開催でスタート。これまでアメリカ、中国、日本、カナダ、メキシコ、台湾、マレーシアの8か国で実施され、6月29日のロサンゼルス公演で50開催を達成した。往年のヒット曲から最新ナンバーまでミクの楽曲を幅広く網羅し、開催地の言語による楽曲やMCを取り入れるなど、バリエーション豊かな演出が人気を呼んでいる。

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