河西邦剛弁護士が舞台「脱獄女子」プロデュース…実際の芸能案件をモチーフ

2018年7月12日19時33分  スポーツ報知
  • 実話をもとにした舞台への意気込みを語った(左から)遠山雄氏、言葉乃アヤ、春野次なつ、河西邦剛弁護士、安本文哉氏

 芸能関係の訴訟などを幅広く担当する河西邦剛弁護士(33)がプロデュースする舞台「脱獄女子」の取材会が12日、東京・池袋のシアターKASSAIで行われた。

 昨年11月、契約解除などを求め所属事務所(当時)を提訴し、今年5月31日に和解が成立した地下アイドル・言葉乃(ことばの)アヤ(23)と春野次(はるのつぎ)なつ(22)の実際の体験をモチーフに、「劇団チキンハート」の協力を得て戯曲化。ストーリーはフィクションではあるものの、かつて受けた不当なパワハラのシーンや、裁判に踏み切る場面もあるという。

 不当な扱いを受けながらも、ステージ上では笑顔を絶やさないアイドルの悲哀も真正面から描いた。2人の実際の裁判の代理人を務め、同作が初プロデュースとなった河西弁護士は「地下アイドルが搾取されている現状がある。現代のエンタメ業界の闇が描かれていますし、苦しんでいる人が新たな選択肢を探すきっかけになれば」と語る。

 2人はアイドル活動再開後、初仕事。春野次は「ダンスや歌のシーンもあって、好きなことをやれている実感がある」と感無量。「3曲目の歌詞は自分で書きましたが、ずっと歌い続けたいという思いを込めました」と語る。言葉乃は「死のうかと思った日もあったけど、救ってくれる弁護士さんがいた。ステージに立って、自分の居場所がここにあると思えました」とキッパリ。「今悩んで、抱え込んでいる人にも新たな道があると教えられたら。現役の地下アイドルの方には、変装してでも見に来てほしいですね」と声をそろえた。

 公演は15日まで同所で。河西弁護士は今後も「劇団チキンハート」とのタッグで、実際の芸能案件をモチーフにした演劇作品の製作に取りかかっているという。

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