蘭華、新アルバムジャケット写真に「この作品でしかできない表現」

　１６年の日本レコード大賞企画賞を受賞したシンガー・ソングライターの蘭華が９月１９日発売のアルバム「悲しみにつかれたら」のジャケットでセミヌード姿を披露した。

　初めてセルフプロデュースした同アルバムは、タイトル曲の「悲しみにつかれたら」など、大人の恋を歌った曲を中心に収録。有名写真家の丸谷嘉長さんによるセクシーショットは当初、アルバムのブックレット用に撮影したものだったが、アルバムのテーマにぴったりという周囲の勧めでジャケット写真に。「すごく葛藤はありましたが、この作品でしかできない表現になった」と胸を張った。

　アルバムは１０曲中９曲が新曲で完成には２年の歳月を費やした。人気ギタリストの押尾コータローやＹＭＯを支えたシンセサイザー奏者の松武秀樹らもゲスト参加。「創作の苦しみも味わったが、和を取り入れた前作と違って欧米の香りを出せた」と話した。９月２８日に東京・南青山ＭＡＮＤＡＬＡでバースデーライブを開催する。