有村架純、中学生と“禁断の恋”に落ちる女性教師役…10月期TBS連ドラ

スポーツ報知
10歳年下の教え子と恋に落ちる中学教師を演じる有村架純

 女優の有村架純(25)が10月期のTBS系連続ドラマ「中学聖日記」(火曜・後10時)に主演し、10歳年下の教え子と“禁断の恋”に落ちる女性教師を演じることが15日、分かった。民放連ドラでは初の単独主演で、昨年NHKの前期連続テレビ小説「ひよっこ」以来、約1年ぶりのドラマ出演となる。

 舞台は片田舎の中学校。有村演じる女性教師・末永聖(すえなが・ひじり)が、自分のことを大切に思ってくれる婚約者がいながらも、赴任先で出会った不思議な魅力を持つ中学生・晶(あきら)に心惹かれていくヒューマンラブストーリー。

 有村は本作について、「一言で表すと新感覚。言葉にしようとすると、難しいです。ガラスを扱うような、そんな感覚。『中学聖日記』は、青春の1ページでは終わらない、壮大な恋愛物語だと思います」。教師役は初挑戦で、「聖」に関しては「一生懸命さが空回りする不器用なところがありながらも、ひたむきに教師という仕事に向き合っている女性」と説明した。

 “清純派女優”のイメージを一新する役柄となるが、「彼女と一緒に苦しみ、もがき、全力で生きたいと思います。切なさやずるさ、もどかしさを含めて、見てくださる方々の心を揺さぶる良い作品を作ります」と意欲を見せた。7月下旬にクランクインする。

 原作は、女性向け漫画雑誌「FEEL YOUNG」(祥伝社)でフランス在住の漫画家・かわかみじゅんこ氏による同名漫画。現在連載中で、ドラマの後半はオリジナルストーリーとなるという。

 プロデュースは、湊かなえ原作ドラマ「夜光観覧車」(2013年)、「Nのために」(14年)、「リバース」(17年)や、今年1月期の人気ドラマ「アンナチュラル」を担当した新井順子氏。「有村さんが放つ『白』というイメージを、良い意味で裏切っていければと思います」とコメントした。

 TBSは1993年「高校教師」(主演・真田広之、桜井幸子)、1999年「魔女の条件」(主演・松嶋菜々子、滝沢秀明)で“禁断の恋”を描き、一世を風靡(ふうび)。あれから19年、今度は中学校を舞台にした“許されぬ恋”で、新たな名作ドラマが生まれるかもしれない。

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