唐沢寿明、テレ東ドラマ初主演で2作連続“はしご”殺し屋役→パワハラ対策室長 

スポーツ報知
「あまんじゃく」で元外科医の殺し屋役に挑む唐沢寿明

 俳優の唐沢寿明(55)が、今秋放送のテレビ東京系ドラマに2作連続で主演することが16日、分かった。スペシャルドラマ「あまんじゃく」(放送日未定)で元外科医の殺し屋役、10月スタートの連続ドラマ「ハラスメントゲーム」(月曜・後10時)ではハラスメント問題を解決するコンプライアンス室長役に挑む。同局ドラマの出演は91年「三婆’91」以来27年ぶりで、主演は初めて。

 「あまんじゃく」は藤村いずみ氏の小説が原作。唐沢は約8年前に他局で同作の実写ドラマに出演予定だったが、映像化に至らず。今回、テレ東からオファーを受け、長年の念願が実現した。外科医時代の知識を使った華麗な手口で悪事を働く医者を始末する殺し屋を熱演。「殺しをやる時とか、視聴者が思わず驚くシーンもある。新しい挑戦になる」と期待を寄せた。

 一方の「ハラスメントゲーム」は、井上由美子氏のオリジナル脚本。03年のフジ系「白い巨塔」以来のタッグとなる。スーパー業界大手企業で起こるセクハラ、パワハラなどのハラスメント問題を奇抜なアイデアで解決するコンプライアンス室長役。現代の深刻な社会問題とされるテーマに「最近はすごく認識する。いろんな伏線があって、面白い作品になる」と語った。

 異例の2作品連続出演に「連続して面白くしたい」と気合。一方で、正反対の役だけに「間違って連ドラの方で自分の子供を殺したり、ごっちゃになっちゃったりしてね。お楽しみに(笑い)」と呼び掛けた。

 唐沢は近年、ドラマ「三匹のおっさん」シリーズ、バラエティー「池の水ぜんぶ抜く」など、奇抜で攻めまくる同局の番組に熱視線を送ってきた。「数年前からテレ東は攻めてて面白いよね。他局で作れないものばかり。俺も常に新しいことをやって、どんどん攻めていきたい」。55歳を迎えた唐沢が、秋のテレ東ドラマで攻めの演技を連発する。

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