京本政樹がドラマ共演の生田悦子さん 一周忌の平尾昌晃さんを悼む

スポーツ報知
三重・四日市市のPR映像を手がけた京本政樹

 俳優の京本政樹(59)が17日、東京・日本橋の三重テラスで、三重県四日市市のPRビデオ「必見四日市」発表会見に出席した。

 主演・監督・音楽の3役に挑戦。同市のマスコットキャラクター・こにゅうどうくんも登場するコメディータッチの時代劇を制作した。

 大阪出身で、同市からの依頼に最初は疑問を抱いたそうだが「必殺仕事人」で演じた「組紐屋の竜」が伊賀忍者とあってか「考えてみたら、三重県とは縁が深い」と快諾。「細かい効果音入れまで、全部自分でやりました。これをやったおかげでワールドカップを見ていない。こだわりすぎてギャラも正直、持ち出しです」と笑わせながら完成度に自信を見せた。

 かつてドラマで共演した生田悦子さんについて聞かれると「バタバタとお世話になった先輩方や仲間が亡くなっていかれる。生田さんに関しても、あの時こういう話をしたなと思い出します」としんみり。自身が出演した「必殺」シリーズの音楽で知られ、昨年7月に亡くなった作曲家の平尾昌晃さんにも触れ「21日で亡くなって1年たつんですね。平尾先生がいなければ僕も曲を作っていなかった。今回の曲には平尾先生の魂も込めました」としのんだ。

 来年、還暦を迎えるが「40周年で新元号になるので新しいCDでも生み出せれば」と意気盛んだった。

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