“毒舌女王”高嶋ちさ子が「人間界で恐れている唯一の人」が登場
スポーツ報知
18日に放送された日本テレビ系「1周回って知らない話」(水曜・後7時)に、バイオリニストの高嶋ちさ子(49)が出演。歯に衣着せぬ発言で「バラエティー界の毒舌女王」と言われる高嶋が「人間界で恐れている唯一の人間」だという恩師を紹介した。
カフェで高嶋と待ち合わせたその人物は超大物バイオリニスト、クラシック界の重鎮である徳永二男先生(71)。高嶋は小学5年から大学まで12年間師事した。
小学生時代「学校では全員が子分。先生も子分みたいに感じていた。自分が世界一偉いと勘違いしていた」高嶋だったが、徳永先生に会った瞬間「先生のオーラ、迫力に圧倒された。弟子入りしてこのパワーを受け継ぎたいと思った」のだという。
徳永先生を前に、椅子に半分しか腰掛けず、背筋はピン。いつもの毒舌は影を潜め、注文したケーキにも手をつけずにいる高嶋。以前から聞いておきたかったが怖くて聞けなかったこととして「テレビに出ている私を見て何か思われる…?」とおずおずと質問した。
そんな高嶋に徳永先生は「高嶋さんのお宅に行くでしょ。お宅での、そのまま。違和感、何もない」とさらり。さらに高嶋が「私は(クラシック音楽の)正統派に行かなかった。邪道なところに行っちゃったから…」とコンサートでポップスやユーモアを交えた曲も演奏するなどしていることに触れると「全然、関係ない。音楽は全部同じ」とキッパリと言い切った。
続けて「これからが一番成長する時。どうやって自分の心の音を表現するか。僕の歳になるまでまだ20何年ありますから」と、優しく語りかけた。尊敬する徳永先生の“金言”に、高嶋は「頑張ります」と神妙な表情でうなずくだけ。最後まで“毒舌女王”の顔は出てこなかった。