「８時だョ！全員集合」と「ひょうきん族」で競った加藤茶＆鶴太郎が「ゼロ係」で歴史的共演、大杉漣さんも“出演”

　テレビ東京系で２０日から始まる刑事ドラマ「警視庁ゼロ係～生活安全課なんでも相談室～　ＴＨＩＲＤ　ＳＥＡＳＯＮ」（金曜・後８時）で、ドラマ初共演する加藤茶（７５）と片岡鶴太郎（６３）が初めて顔を合わせる場面写真が１９日、公開された。

　かつてＴＢＳ系「８時だョ！全員集合」とフジテレビ系「オレたちひょうきん族」のお笑い番組で、土曜８時の時間帯を競い合った２人は、「とても楽しい」（加藤）、「とても新鮮な気持ち」（片岡）と話している。

　２０１６年１月期に放送されたシリーズの３シーズン目。前シーズン（１７年７月期）まで出演し、２月に急性心不全のため亡くなった俳優の大杉漣さんが演じていた亀山良夫係長の後任・横山建夫役として、片岡が新加入。ゼロ係のメンバー行きつけの居酒屋「春吉」で、加藤演じる店主といきなり「酒やおでんが不味い」とののしり合う。

　「８時だョ！―」と「―ひょうきん族」は、１９８１年から８５年までの間、裏番組として視聴率を争った。両番組を代表するメンバーだった２人だが、加藤が「一緒にやっていて息が合いとても楽しいです」と言えば、片岡も「“全員集合”ではなく、私と“２人集合”です。ドラマで共演するのは初めてで、とても新鮮な気持ちです。加藤さんなら安心してアドリブができる」と信頼を寄せる。

　実際、居酒屋のシーンもアドリブだらけだったそうで、加藤は「機会があればコント的なものもしてみたい」と明かした。

　また、２０日の放送では、亀山前係長演じる大杉さんが一部で“出演”することになった。亀山前係長は定年退職し、横山（片岡）が新任の係長になるストーリーだが、そのシーンで登場することになりそうだ。