五大路子、ひとり芝居「100歳になっても演じたい」

スポーツ報知
22年目のひとり芝居「横浜ローザ」を行う五大路子

 女優の五大路子(65)が、ライフワークとするひとり芝居「横浜ローザ 赤い靴の娼婦の伝説」(8月11~15日、横浜赤レンガ倉庫1号館)の上演を前に、このほど都内で取材会を行った。

 終戦後、横浜の街角に実在した白塗りの老娼婦“メリーさん”がモデル。1996年から演じ続け、昨年は悲願の米国公演も実現。ニューヨーク・タイムズにも取り上げられた。五大は「最初はどんな人なのか知る取材から始まったが、あっという間の22年。最近は1人の女性の物語でなく“戦後の女性史”と考えるようになった」といい、「たとえ足腰立たなくなっても『語り』ならできる。生涯、命ある限り。100歳になっても演じたい」と代表作への新たな決意をにじませた。

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