日本人初の160キロ剛腕・前田勝宏氏、現在の年収は96%減

スポーツ報知
メジャーにも挑戦した前田氏

 22日放送のフジテレビ系「ニチファミ! 特捜!激撮!張り込みマネースコープ」(後7時57分)で、野茂2世といわれた元西武・前田勝宏氏(47)の現在を追った。

 非公式ながら日本人で初めて160キロを記録した剛腕。野茂英雄氏(49)に続きメジャーに挑戦し、ヤンキースと契約した前田氏だったが、5年間アメリカでプレーもメジャーに昇格できず戦力外通告を受けた。

 その後、年収15万、給与未払いなど収入0と波乱万丈な人生を送っていたが、現在ではスポーツ用品店の野球コーナーを担当。店内の一角で子どもたちに無料で野球指導を行うなど販売や、道具の修理を行っていた。

 ヤンキースと契約した1996年の年収は約2億円。現在は「プロ野球の1軍最低年俸(1430万円)の半分いかないぐらいかなって感じです。700万円いかないです」と96%減の生活も「仕事内容とか、給料はありがたいです。なにも言うことはないです。感謝しています。毎月給料が入るっていうことがうれしいっていうか幸せですね。給料はいらなかった時が長かったので」と球界一の悪童といわれた姿はなかった。

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