乾、1次L途中経過をサポーターのスマホで知っていた

スポーツ報知
ポーランド戦の後半20分、宇佐美(左)と交代で出場する乾

 23日放送のテレビ朝日系「中居正広のスポーツ!号外スクープ狙います!」(月曜・後7時58分)に、日本代表MF乾貴士(30)が緊急参戦。賛否両論だったW杯ロシア大会のポーランド戦の舞台裏を明かした。

 1次リーグ最終戦でコロンビア―セネガル戦と同時キックオフ。コロンビアが終盤まで勝っており日本の突破条件が成立していたため、ポーランド戦では0―1と負けていながら同点に追いつこうとしなかった。後方でパスを回して時間を浪費した日本には場内からブーイングが浴びせられた。

 日本が“逃げ切り”にかかったのは後半37分、MF長谷部が西野監督からの指示を託されて投入され、ピッチ上のイレブンにジェスチャーとともに指示を伝えた時だった。乾はこの前後、サポーターがスマホでリアルタイムの順位表を場内のカメラに見せていたことを確認。「勝ってるんや」と思ったという。

 1次リーグ突破がかかる土壇場で場内モニターを見ていた乾に対し、元代表FWでタレントの前園真聖は「視野が広いね」と妙な感心をしていた。

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