宝塚版「WEST SIDE STORY」大阪で半年ぶり“真夏の再演”開幕

スポーツ報知
宝塚歌劇宙組公演「WEST SIDE STORY」の一場面。トニー(真風涼帆、右)とマリア(星風まどか)

 宝塚歌劇宙組ミュージカル「WEST SIDE STORY」(演出・振り付け、ジョシュア・ベルガッセ)が24日、大阪・梅田芸術劇場メインホールで初日の幕を開けた。

 「ロミオとジュリエット」をベースに、1957年に米ブロードウェーで初上演され、61年に映画化された名作で、宝塚では68年に月組・雪組合同で上演。98年に月組、99年に星組で再演され、今年1月に、宝塚版50周年を記念して宙組で真風涼帆&星風まどかのトップコンビのプレお披露目として東京で上演された。

 1950年代の米ニューヨークを舞台に、白人青年のトニー(真風)とプエルトリカンのマリア(星風)の突然の恋と悲劇を描く。

 半年ぶりとなる大阪公演では、映画版でジョージ・チャキリス(83)が演じたプエルトリカンの不良グループ「シャークス」のリーダー・ベルナルドを3番手スター・愛月ひかるが務めた(東京公演は芹香斗亜)。

 ベルナルドの恋人役アニータは入団10年目の男役スター・桜木みなとが、本格的な女役にエネルギッシュに挑戦(東京では和希そら)。桜木が前回演じた白人不良グループ「ジェッツ」のリフ役は、澄輝さやとが担当した。8月9日まで。

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