「スッキリ」生演奏が話題に!「ナニワの光速ウクレレ少年」近藤利樹の初ワンマン決定

スポーツ報知
日テレ系「スッキリ」でも生放送で熱演したウクレレ少年・近藤利樹

 「ナニワの光速ウクレレ少年」ことウクレレ奏者の近藤利樹が来年3月に「小学校卒業記念ライブ」と題して、東京と大阪で初のワンマンライブを行うことがこのほど発表された。超絶テクを駆使しながら軽快にウクレレを奏でる大阪・枚方市生まれの小学6年生。その世界観を堪能する、またとない機会になりそうだ。

 近藤は7月4日にメジャー第1弾ミニアルバム「UKULELE DAYS」をソニーミュージックレーベルズからリリースしたばかり。ウクレレの演奏だけでなく、自らの歌唱も光る「デッカイばあちゃん」はNHK「みんなのうた」でオンエアされると、子育て中の主婦層を中心に「涙腺が崩壊する」と話題になり、USEN HIT J‐POPランキングでは13位にランクインした。近藤が実際に暮らす、声が大きい祖母との実体験をもとに制作された、孫とおばあちゃんを描くハートウォーミングな曲だ。「めっちゃ明るいのに、涙が止まらなくなる」「あんなおばあちゃんになりたい」との評判がSNSを通じて広がり、ファン層は拡大している。

 来春のライブは近藤が小学校を卒業するタイミングで企画され、まさに旅立ちの季節にも重なる。3月20日には東京の「Shibuya duo MUSIC EXCHANGE」で、同30日には地元・大阪の「Music Club JANUS」で行われる。ともに開演時間は午後5時半と、親子で楽しめる早めの時間帯に設定されている。両公演ともチケットは一般(3800円)だけでなく、学割(2500円)、親子2人(5500円)と各種チケットが用意されているのもうれしい(いずれも税込み・1ドリンク別)。

 近藤が世界的な知名度を獲得するきっかけとなった「コーヒールンバ」や、フィンガー5のカバー「学園天国」、さらにはウクレレ界の世界的至宝、ジェイク・シマブクロがその将来性に太鼓判を押し、初めてプロデュースした「ソーラン節」など、オリジナルにカバー曲も含めたバラエティーに富んだセットリストが期待される。

 この日は日本テレビ系「スッキリ」に生出演し、通常では主に海外アーティストが出演する「WEニュース」のコーナーに登場。「コーヒールンバ」「ソーラン節」、さらには「アップタウン・ファンク」を熱演し「むっちゃくちゃ楽しい!」と感想を話した。

 「ウクレレの魅力は、人を笑顔にできるし、自分も楽しめる楽器であるところ。いろんな音が出せるのが、本当に面白い」と語る近藤。Eテレの人気音楽番組「ムジカ・ピッコリーノ」ではギタリストの長岡亮介ともソロバトルを展開するなど、活躍のフィールドを広げつつある。その笑顔から、元気をたっぷりともらえるライブになりそうだ。

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