木下彩音、自分と“真逆”クールな役…ウルトラマンR/Bで連ドラ初レギュラー

スポーツ報知
大きな瞳と笑顔が魅力の木下彩音(カメラ・池内 雅彦)

 2015年のホリプロタレントスカウトキャラバングランプリの木下彩音(18)が、現在放送中のテレビ東京系「ウルトラマンR/B(ルーブ)」(土曜・前9時)で連続ドラマ初レギュラーを務めることが29日、分かった。9月15日放送回から登場する。

 シリーズ放送開始から52年。「平成最後のウルトラマン」と話題の今作はダブル主人公の兄(平田雄也)がウルトラマンロッソ、弟(小池亮介)がウルトラマンブルに変身し、強大な敵と戦う物語。木下は兄弟の前に突如現れる謎の女・美剣(みつるぎ)サキを演じる。

 2月にオーディションで約100人の中から選ばれた。クールであまり言葉を発さず、神出鬼没な役どころで「謎が多くて難しいけど、普段の自分と真逆なので演じて楽しい」。5月の撮影初日に監督から「宝塚のように大きく表現するといい」と指導され、「少しずつ役を自分のものにできてきた。歴史がある作品での連ドラ初レギュラーなので、これをバネに頑張っていきたい」と語った。

 高1でグランプリ受賞後、地元・京都から東京に通ってモデルやCMの仕事を経験したが、学業を優先してきた。次第に演技へ興味を抱き、映画を見て芝居を研究。「『冷たい熱帯魚』とか園子温監督の作品をずっと見てた。いつか園監督の作品に出たい」と夢見る。

 昨秋に上京。「本格的に女優でやるんだ」と強く決意し、演技レッスンに励んだ。来年1月公開の映画「かぞくわり」にメインキャストで出演。来年公開の日中合作映画ではヒロイン役に大抜てきされ、中国語で演技に挑むなど活躍の場を広げている。

 今春に高校を卒業。都内の大学に通いながら、女優業を本格始動させた。「戸田恵梨香さんのようにどんな役にでもなれる女優さんになりたい。少しずつスキルを積んで、20歳で朝ドラに出たい」と目標を掲げた。

 ◆木下 彩音(きのした・あやね)
 生まれ 2000年2月21日、京都府。18歳。
 芸能活動 15年11月に雑誌「Ray」でモデルデビュー。18年5月にフジ系「シグナル 長期未解決事件捜査班」でドラマ初出演。
 部活 中学でソフトテニス部
 大学 メディア学を専攻。舞台照明、CM制作などを学ぶ
 好きなアーティスト miwa
 好きな俳優 小栗旬
 好きな男性のタイプ 身長が高くて楽しい人
 チャームポイント  目力
 身長 156センチ
 血液型 A

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