黒柳徹子、津川雅彦さん死去にしんみり「雅彦ちゃん………」

2018年8月9日6時0分  スポーツ報知
  • 朝丘雪路さん(左)、真由子と家族でレコーディングにのぞんだ津川雅彦さん(1988年)

 4日に心不全のため都内の病院で死去していたことが明らかになった俳優の津川雅彦(つがわ・まさひこ、本名・加藤雅彦)さん(享年78)の訃報から一夜明けた8日、親交のある多くの著名人が盟友との別れをしのんだ。女優・黒柳徹子(84)は「雅彦ちゃん」と呼びかけながら「最も尊敬し、大好きだった俳優さん」としんみり。

 仕事仲間以上 黒柳と津川さんは、黒柳がNHK専属女優だったころからの付き合い。黒柳が司会を務めるテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜・正午)にも番組スタート時から何度となく出演し、「徹ちゃん」「雅彦ちゃん」と呼び合う仲だった。この日、所属事務所を通じたファクスでも「雅彦ちゃん」という書き出しから始まり、若き日の思い出をつづった。

 津川さんの叔母にあたる昭和の名女優・沢村貞子さんと黒柳が知り合ったことで津川さんとの交友が始まった。役者としても多くの役で共演。年齢は黒柳が上だが「昔から、兄妹のような感じでした」と、仕事仲間以上の関係だったと振り返る。「雅彦ちゃんほど、面倒見のいい人はいません。たくさんの若手俳優さんに、惜しみなく御飯をご馳走(ちそう)して、また、皆に仕事のチャンスが来るように考え、いろいろと教えてあげてました。雅彦ちゃんが、人の悪口を言ったことを聞いたことは一度もありません」としのんだ。

 妻で女優の朝丘雪路さん(享年82)が4月に他界したのちの6月、津川さんは「徹子の部屋」に緊急出演。「この不良と結婚してご苦労をおかけしたと、45年間もごめんなさいね」と天国の朝丘さんにメッセージを送っていた。体調は本調子ではなかったが、黒柳の番組だからという絆があったからこその出演だったとみられるが、結果的に、それが2人の最後の対面となってしまった。

 青春も喜びも悲しみも分かちあってきた仲間との別れ。黒柳は「忙しくても、私の芝居を、毎年、全部観(み)てくれた雅彦ちゃん。17歳くらいから知っていましたが、その歳その歳でいい俳優でした。でもこれからが、一番おもしろい津川雅彦さんを見られるはずだったのに! 私の最も尊敬し、大好きだった俳優さんでした」とつづった。9日放送の「徹子の部屋」では番組内容を変更し、津川さんの追悼特集を放送する。

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