「この世界の片隅に」ヒロイン・すずが歌う劇中歌が先行配信「昔の風景がふっと浮かぶような優しい歌」

スポーツ報知
レコーディング中の松本穂香(C)TBS

 TBSで放送中の日曜劇場「この世界の片隅に」(日曜・後9時)の劇中歌「山の向こうへ」のオリジナルサウンドトラックが、第5話放送終了後の12日深夜0時に先行配信されることが決まった。

 「山の向こうへ」は、作曲家の久石譲氏(67)が書き下ろしたもので、脚本を担当する岡田惠和氏(59)が作詞。ヒロイン・すずを演じる松本穂香(21)が歌う。太平洋戦争の最中の広島県呉に暮らす家族のかけがえのない日常を描くこのドラマの中で、わらべ歌とも唱歌とも子守歌ともとれるどこか懐かしいメロディーと、シンプルながら奥深い歌詞が聴く人をほっこりやさしい気持ちにさせてくれる。

 松本は、「すずさんたちが暮らしている広島の江波や呉のちょっと昔の風景がふっと浮かぶような優しい歌だなと思いました」とコメント。スタッフや共演者らの顔を思い浮かべながら歌ったところ、優しい気持ちになれた気がしたと語った。

 オリジナルサウンドトラックは29日に発売される。

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