北香那、ヤクルト―巨人戦で人生初始球式…ノーバン投球に「120点」と笑顔

スポーツ報知
投球が捕手のミットにおさまり、ジャンプして喜ぶ北香那

 女優の北香那(20)が15日、神宮球場で行われたヤクルト―巨人戦で始球式を行った。

 人生初マウンド。声優を担当したアニメ映画「ペンギン・ハイウェイ」(17日公開)のTシャツと黒のショートパンツ姿で登場。大きく振りかぶって投げたボールは大きな弧を描いて直接ミットへ。「約2か月練習を積み重ねてきたのでノーバンで本当によかった。出来は120点!」ストライクゾーンは大きく外したが、マウンド上で大はしゃぎした。

 6月に始球式が決定すると、猛特訓を重ねた。もともと、野球は高校生の時に体育の授業で少しかじった程度。「野球経験のある友達のアポが取れたら教えてもらって、取れなかったらバッティングセンターに行って一人で投げていました」と振り返った。

 投球練習ではきれいなフォームを披露。万全の準備でマウンドに立ったが、満員の観客に緊張がピークに達した。「記憶が飛びましたね。どこに投げるか分からなくなって、すごい遠いところを見ていたら審判の方に『こっちだよ』って教えてもらった」。それからはミットに集中。バックネット前で「ペンギン―」に登場するペンギンの着ぐるみとつば九郎が応援していたが、「わーってやっていたのは見えた気がするけど、投げるところばっか見てました」と苦笑い。

 目標のノーバン投球を達成したが、山なりボールに悔いが残った。「もう少しかっこよくスパンっといきたかった」といい、「また始球式のオファーが来たらうれしい。その時はもっと練習します」。リベンジを誓った。

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