バンドとは大違い? アキナ「大阪の芸人は東京では『下品で汚い』と嫌がられて…」

スポーツ報知
決勝進出の5バンドと記念撮影におさまる(前列左から)アキナ・山名文和、寺岡呼人、アキナ・秋山賢太

 関西に眠るモンスター級スターを発掘する、大阪・MBSテレビのオーディション番組「関西発!才能発掘TV マンモスター+(プラス)」(水曜・深夜1時59分、関西ローカル)の企画「マンモスターBANDオーディション」の3次ライブ審査の模様が、15日深夜に放送された。

 12組の中から決勝へ通過したのは「ARKS」「エリカ」「オトエスト」「河内REDS」「Made in Raga―sa」の5組。本来4組だが、接戦だったため、1組追加された。

 このほど大阪市内で審査後の取材会が行われた。ゆず、湘南乃風など多数のアーティストをプロデュースした、審査委員長で「JUN SKY WALKER(S)」の寺岡呼人(50)は「今、インターネットで情報が入るし、技術的にも全国均一だが、やっぱり関西独特のカラーがある。個性がある人が眠っているし、レベルが高い。若いのになぜか懐かしい曲を作ったり。他所にはない」と称賛した。

 この寸評に対し、司会を務めるお笑いコンビ・アキナは「大阪の芸人は東京からすごく嫌がられる。下品で汚いと」(秋山賢太)、「『なにわ臭がすごい』と言われて、コンプレックスがある」(山名文和)と、音楽界との違いに苦笑い。

 同番組では、すでにダンスユニット「Re:Complex」がメジャーデビュー済み。今回のバンド編には970組がエントリーし、勝ち上がった5組が決勝で、賞金100万円とユニバーサルミュージックからのメジャーデビューを争う。今月27日に決勝ライブが行われ、9月に放送予定。

 アキナは「キングオブコント2015」「M―1グランプリ2016」でファイナリストを務める実力派コンビ。決勝に臨む心構えについて、秋山は「緊張してしまって、いまだに結果が出てないので、アドバイスすることは…ないです」と残念コメント。

 一方、山名は「順番が前のバンドの空気にのみ込まれないこと」とし、有利な登場順は「ケツ!(最後)。お笑いでいうと、そうです」と説明。だが寺岡が「どの順番でも、全部をのみ込むぐらいの勢いじゃないとダメ」と話すと、山名は「一緒です…」と、うなだれていた。

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