伝説のロックバンド「カルメン・マキ＆ＯＺ」が４１年ぶりに再結成　

　日本の女性ロックシンガーの先駆けとなったカルメン・マキ（６７）率いる伝説のハードロックバンド「カルメン・マキ＆ＯＺ」が４１年ぶりに再結成する。１０月７日に開催される川崎クラブチッタ３０周年記念イベントに登場する。

　１９６９年に「時には母のない子のように」でデビューしたマキが、ギタリストの春日博文らと結成。１９７５年にファースト・アルバムをリリースしたカルメン・マキ＆ＯＺは、翌７６年７月２１日に米国録音のセカンド・アルバム「閉ざされた町」を発表。「グランド・ファンク・レイルロード」の来日公演のオープニングアクトも務めた。当時珍しい女性シンガーのロックバンドとして活躍したが、１９７７年１０月１８日の新宿厚生年金会館でのライブで惜しまれながら解散。翌年発売したシングル「私は風」が解散後にもかかわらずヒットするなど伝説を残した。

　１０月４日から７日まで開催される同イベントは「Ｆｌｙｉｎｇ　ＫＩＴＴＹ　Ｐａｒｔｙ　２０１８」と題し、「キティレコード」のレジェンドアーティストが集結。４日は小椋佳、５日は高中正義と久保田利伸らが出演する。