林家こん平「だいぶ良くなっています」都電落語会4周年

スポーツ報知
笑顔で「ちゃらーん」をする林家こん平

 多発性硬化症でリハビリ中の落語家・林家こん平(75)が22日、都内で行われた都電落語会4周年記念イベントに出席した。

 8月22日はこん平にとっては大きな意味を持つ日だ。2004年の同日、日本テレビ系「24時間テレビ」の生放送に出演後、体調不良を訴え入院。その後、難病の「多発性硬化症」であることが判明。長いリハビリを余儀なくされていた。14年の同日には、都電荒川線の車内で移動しながら落語を行う都電落語会をスタート。毎月1回の都電落語会でファンと触れ合うことで介護度も4から2まで改善し、この日、4周年を迎えた。

 都電落語会で、こん平は黒紋付きで登場。三遊亭金朝(42)が「初天神」を披露するのを笑顔で堪能、お客さんの前でお得意の「ちゃら~ん」を見事に決めた。

 今後は、都電荒川線の隣接する商店街などで、落語会などを計画するなど、活動を広げていく予定。2020年の東京五輪、パラリンピックに向けて、介護度1になるのが目標だと問われると「うん、うん」と大きくうなずき、体調を問われると「だいぶ良くなりました」とハリのある声で答えるなど元気いっぱいだった。

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