花田虎上が「唯一妬んだライバル」…貴乃花親方と3人で成長

スポーツ報知
花田虎上

 元横綱・若乃花でタレントの花田虎上(まさる、47)が、22日に放送されたテレビ朝日系「あいつ今何してる?」(水曜・後7時)に出演し、かつてのライバルに感謝した。

 花田が気になる「あいつ」は、明大中野高時代の同級生で中学横綱だった藤本恵三(48)さん。「唯一妬んだかな。その時のライバルで、恵三がいたから強くなれた」と当時を回想した。

 VTR出演した藤本さんは「父が土木業をやっていて相撲好きで(自分で)土俵を作った」と父親の影響で相撲をやるようになり、中学の全国制覇から相撲の強豪校の明大中野高に進学した。

 ライバル関係となった2人だったが、花田は高校2年88年春に、弟(現貴乃花親方)とともに父が師匠だった藤島部屋に入門。藤本さんは「当時の監督から練習が終わった後にみんな集められまして、先生の口から(2人の進路の)話があった。(プロに)行くってなった時はショックで複雑な思いで話を聞いた」と回顧。

 「弟(貴乃花親方)はプロで強くなって横綱になってという意識もあって行ったと思う。虎上(まさる)については、悩みながら、弟のことも考えながら、よし一緒にやろうという感じでプロに入ったと思う」と振り返った。

 現在、塗料を販売する商社に勤務している藤本さんは、週に1回明大中野高の相撲部を指導し、後輩の育成に携わっている。母校の相撲部屋にはOBの名前の札があり。花田勝、花田光司、藤本恵三と3人の名前の札が並んでいた。

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