加藤浩次、英国留学のウエンツ瑛士に「1年半って短くない?日本でできることもあるんじゃない?」

スポーツ報知
加藤浩次

 タレントのウエンツ瑛士(32)が29日放送の日本テレビ系情報番組「スッキリ!!」(月~金曜・前8時)に生出演し、英国留学への思いを明かした。

 ウエンツは留学の目的をミュージカルの本場ロンドンで舞台を勉強したいと明かしたがMCの加藤浩次(49)は「でも日本でも日本にいながらいいミュージカルの俳優さんっていっぱいいるじゃない?日本でもできることもあんじゃない?」と質問すると「ウエンツは「本場で見るミュージカルは特別」などと答えていた。

 さらに加藤はウエンツが「父親が米国人」などと明かすと「俳優業となるとハーフだったりすることで芝居の幅が狭まったりすることは日本ではあるということかな?」と聞くと「自分はどういう立ち位置なのかを確認する時間があってもいいんじゃないかって昔から思ってました」と明かした。

 加藤は「ロンドンとニューヨークって、ミュージカルってなると、本場2つになってくると思うけど、ニューヨークは綾部いるからやめたのか?」とハリウッドデビューを目指し渡米しニューヨーク在住のお笑いコンビ・ピースの綾部祐二を引き合いに出しが笑わせ「ボク、全然綾部さん親交もないんで」と明かし「イギリスの演劇の作品が大好きでイギリスの音楽が好きで」などと明かしていた。

 さらに加藤は留学期間が1年半としていることに「1年半っていう区切りで。1年半でいろんなもん吸収できるかな?英語も勉強しなきゃいけない。踊りも勉強しなきゃいけない。当然歌も勉強しなきゃいけない。これ1年半って短くない?どうなの」と突っ込むとウエンツは「正直、自分としては足りないかなともちろん思っています。責任もって日本の仕事もやらせていただいているので、帰って仕事がある保証もないですし。今回、1年半っていう期間をいただいたので、その中で出来る限りのことをやるのが自分に与えられた宿命だと思っていますので、全力でやってきます。具体的に言うとビザなどいろんな関係で滞在は難しいので」と説明していた。

 こうした思いを受け加藤は「ウエンツはいろんな仕事をこれからもやっていくと思うんだけど、主軸はミュージカルに置きたいっていうことを決意したということね」と尋ねると「ひとつはロンドンのウエストエンドで舞台に立ちたいという夢がありますので、それはいつかなうか分からない。40代、50代、60代でもありえるので、常にその気持ちはもって挑戦は続けながら、全力でみなさんを楽しんでもらえるコンテンツはやっていきたい」などと思いを告白した。

 ウエンツは同番組の火曜レギュラーコメンテーターを務めているが加藤は「9月でスッキリも終わりになっちゃうんだよね。寂しい思いをしている人もいるよ。他の番組もあるでしょ。スッキリもあと4回ぐらいだぜ」と惜しむとウエンツは28日の同番組での占いが最下位だったことを振り返り「いいじゃない。どん底から始まるっていいじゃない。一からやるんだろ。下からやっていかないと。一市民よ、ロンドンに行っても」と励ましていた。これに最後の放送では「ご配慮いただけたら」とウエンツが笑わせると「やらせはできません。そんなやらせの占いできません」と加藤は笑いながら拒否していた。

 今回の決断を加藤は「ロンドンでチャレンジしたいと思ったら、今の芸能界でやっていったらある程度の地位まで昇っていきますよ。でも、そこを全部捨てて、ロンドンでミュージカルの勉強をしたいってリスクを負うチャレンジだから、ボクは応援したいと思いました、素直に。素晴らしい決断したと思った。でも、悲しんでいるファンの方もいるよ。そういう人にちゃんと言葉を述べた方がいいんじゃないかな」と促すとウエンツは「誰にも相談することなく自分一人で決断して突然の発表になってしまったことは申し訳なく思っています」とした上で「自分が決断する過程の中ではファンの方おひとりおひとりボクを評価していただいたり、そのひとつひとつが自信をもてて決断できたということがあるので本当に感謝しています。その恩を仇で返さないようにこの1年半、そしてこの後の芸能人生もみなさんを幸せにしていくと誓っていますので、帰ってからのボクを楽しみにしていただきたいと思っています」と決意を示していた。この言葉に加藤は「大きくなったウエンツを期待して欲しいということだね」とうなずいていた。

芸能

×