瀧川鯉斗、橘ノ双葉、立川吉幸が来年5月に真打ち昇進 双葉は三遊亭藍馬に改名

スポーツ報知
来年5月に真打ちに昇進する(左から)立川吉幸、橘ノ双葉、瀧川鯉斗

 落語芸術協会の夏季研修会が31日、東京・浅草ビューホテルで行われ、来年の2019年5月に真打ちに昇進する3人が発表された。

 瀧川鯉昇門下の瀧川鯉斗(34)、三遊亭円馬門下の橘ノ双葉(38)、立川談幸門下の立川吉幸(45)の3人で、双葉は、真打ち昇進を機に三遊亭藍馬(あいば)に改名する。

 鯉斗は、名古屋の暴走族の総長だった異色の経歴を持つ。「“少年A”の時代は総長をやっていました。(真打ち昇進で)責任を感じます。(今は)二ツ目ですが、一席一席をしっかりやっていきたい」と抱負を語った。

 藍馬を名乗る双葉は「師匠からすてきな名前をいただきました。三遊亭になるので、うれしさとともに身の引き締まる思いです」と決意。双葉の師匠・三遊亭円馬(56)は「色濃く自分の色を出してほしい。“青は藍より出でて藍より青し”の言葉のように師匠を超えて欲しい」と命名の理由を説明した。

 吉幸は、落語立川流で真打ち昇進間際だったが、師匠・談幸とともに15年4月に落語芸術協会入りし、前座から“やり直した”苦労人だ。「芸術協会の真打ちとして恥ずかしくない行動をしたいと思います」とあいさつした。

 なお、8月の理事会で、前座の人数と年齢に制限を設けることも報告された。前座の定員は30人として、弟子入りの際の年齢は35歳まで。現在の前座が二ツ目に昇進し、空きが出た分だけ、楽屋入りが許されるとしている。

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