花總まり 12年越しアントワネット役に感無量「成長感じてほしい」

スポーツ報知
製作発表会見に出席した(左から)吉原光夫、昆夏美、ソニン、花總まり、音楽のシルヴェスター・リーヴァイ氏、笹本玲奈、田代万里生、古川雄大

 女優の花總まり(45)、笹本玲奈(33)が2日、ダブルキャストで主演するミュージカル「マリー・アントワネット」(東京・丸の内の帝国劇場=10月8日~11月25日)の製作発表会見に出席した。

 18世紀のフランス王妃・アントワネットの恋や激動の人生を描き、06年に日本初演された人気ミュージカルが新演出版となり、12年ぶりに日本で上演される。花總は、06年の初演時もキャスティングに名が挙がっていたが、当時は宝塚在団中のため出演に至らなかったといい「今回、新演出版にお声を掛けていただき光栄で身が引き締まる思い」と感無量の様子。「3時間の舞台のなかで、女性として、母として、王妃として成長を遂げていく生き様をみなさまに感じていただきたい」と呼びかけた。

 笹本は17年10月に第1子の出産を発表し、ミュージカルは今作が産後2作目となる。「体形も戻りました」と笑わせつつ、マリー役について「フランスに来てから処刑されるまで、誇り高さを捨てなかった人」と解釈。「3大悪女と呼ばれていますが、人間らしい部分を大事にしながら演じたい」と力強く語った。

 会見では劇中のナンバー6曲も披露された。帝劇での公演のほか、博多座(9月14~30日)、愛知・御園座(12月10~21日)大阪・梅田芸術劇場メインホール(19年1月1~15日)を巡演する。

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