永瀬正敏、樹木希林さんは「いとしい人でした」…映画「あん」で共演

2018年9月17日5時0分  スポーツ報知
  • 永瀬正敏

 樹木さんの主演映画「あん」(2015年5月公開、河瀬直美監督)で共演した俳優の永瀬正敏(52)が16日、スポーツ報知の電話取材に応じ「まだ信じたくないですね」と絶句した。

 永瀬は何度も言葉を詰まらせながら「これまでもつらい時はいっぱいあったと思いますが、外には見せない方だった」と絞り出し「替えのきかない女優さん。樹木希林は樹木希林でした。会う度に『会いたかった~』と言っていただいて、本当にいとしい人でした」と声を震わせた。

 「あん」では映画「ピストル・オペラ」(01年、鈴木清順監督)以来、14年ぶりに共演。永瀬がどら焼き屋の雇われ店長役で、樹木さんは、どら焼き屋で働くかつてハンセン病だった老女を演じ、報知映画賞主演女優賞を受賞した。24時間、役になりきることを求められる河瀬組での撮影を振り返り「撮影現場では樹木さんと永瀬としては接することはできずに、役柄そのものでしか接しられなかった。でも、映画が完成してから海外の映画祭にもご一緒させていただいて、カンヌにも行かせていただいた。これから全部の作品でご一緒させていただきたいと思っていたのに」と無念の思いをにじませた。

 最後に会ったのは自身が主演し、樹木さんがナレーションで出演した河瀬監督の映画「光」(17年5月公開)で、樹木さんが声を収録する際に顔を合わせた。一報を聞いて間もないこともあり「なんともいえないです…」と言うのが精いっぱいだった。

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