福岡翼氏、樹木希林さんと夫・内田裕也の結婚時の秘話明かす…婚姻届「押し返されていた」

スポーツ報知
樹木希林さん

 17日放送のテレビ朝日系情報番組「ワイドスクランブル」(月~金曜・前10時25分)では、15日に75歳で亡くなった女優・樹木希林(きき・きりん、本名・内田啓子=うちだ・けいこ)さんの生涯を振り返った。

 ベテラン芸能リポーター・福岡翼氏(78)は樹木さんと45年間の結婚生活のうち、43年間別居していた夫・内田裕也(78)との独特の家族関係を紹介した際、婚姻届提出の際のエピソードを紹介した。

 福岡氏は「結婚当初、裕也さんが役所の方に婚姻届を提出するって言うニュースを聞きまして、僕、役所まで(取材に)行ったんです」と明かし、「(福岡氏が)役所で待っておりましたら裕也さんが来ました。それで(内田は係員に)説明を受けて、届け書に名前を書いて提出したんです。そしたら押し返されたんです。役所の方からちょっと書類の不備があるので受け付けが出来ませんと返されたんですね。内田さんも事情が分からなくて係の人に聞きましたら、相手の方の署名と捺印がありませんと言われて。要するに樹木さんの署名と捺印がなかったんです」と語った。これにはMCの橋本大二郎氏(71)も「誰と結婚するんだ」と大笑い。

 福岡氏は「(内田は)結局、その日は届け出を出さないまま家に帰って改めて出したんだと思うんですけど、たぶん、これ(署名などをしなかったの)は樹木さんのアイデアだったんだと思うんです」と話し、「裕也さんは何でも思いついたら、さっとやるたちの人だから、私が黙ってると勝手に婚姻届を出すかもしれない。私はそれには同意してないのよっていうことの意思表示をしようと、そういうことをしたんだと思います」と樹木さんらしいエピソードを語った。

 また福岡氏は樹木さんの女優としての厳しい一面も明かした。「芝居に関しては厳しい人」と打ち明け、「元々、神田神保町の生まれなんですけど、性格的には真っすぐな人なんですよ」と話した。「映画がクランクインしたときに(共演者が)セリフを覚えてきていなければやっぱり怒るんですよ。(怒るのは)当然のことなんですけどね」と語り、「(相手が)当時の大スターであっても遠慮することなく(怒る)ということがありましたね」と懐かしんだ。

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