堺正章が樹木希林さんの自宅を弔問「思い出がいろいろよみがえってきました」

　タレントの堺正章（７２）が１７日１１時頃、１５日に死去した女優の樹木希林（きき・きりん、本名・内田啓子）さんの弔問のため、都内の自宅を訪れた。堺はＴＢＳ系ドラマ「時間ですよ」で樹木さんと共演していた。

　ダークスーツ姿の堺は約３０分ほどの弔問を終えた後、報道陣の問いかけに応じた。「今お別れしてきました。安らかな感じでした。闘病中は痛みがほとんど無かったのが救いですかね」。訃報を聞いたときは「思い出がいろいろよみがえってきました」と悲しそうな表情で応じた。

　樹木さんとの１番の思い出を聞かれると、「ご一緒したドラマでの彼女とのやりとりですかね。何もないところから形を作る、エネルギッシュな方でした。これからも女優を続けて行くんだろうと思ったのが思い出です」。死をかみ締めるように語った。