美川憲一、次男逮捕の三田佳子に「手を差し伸べず、突き放して」　

　歌手の美川憲一（７４）が１８日、東京・よみうり大手町ホールで１９回目となる「ドラマティックシャンソン」コンサート（１９、２０日）の公開リハーサルと囲み取材を行った。

　コンサートは「夜明けのメロディー」「今、今、今」など先ごろ発売したシャンソンのアルバムを中心に構成。衣装、宝石など総額１億円まではいかないものの、自前が多く、赤字も覚悟。「お客さんに喜んでもらえるなら仕方ない」と割り切っている。

　ご意見番としてのコメントも大忙し。この日は、酒気帯び運転でひき逃げしたとして逮捕された元「モーニング娘。」の吉澤ひとみ容疑者に始まり、三田佳子の次男→引退した安室奈美恵さん→樹木希林さん→年内引退を発表した滝沢秀明と話は転々。芸能界の関心事についての考えを順番に答えた。

　覚醒剤取締法違反で４度目の逮捕となった三田の次男、高橋祐也容疑者（３８）については「三田さんはよく知ってるけど、もう親の責任ではない。これからどうなっても手を差し伸べず、突き放して。女優の仕事に集中してほしい」

　１５日に亡くなった女優・樹木希林さん（享年７５）に関しては「あんな生き方、なかなかできない。人生も女優としてもすごい。でも子供や孫に看取られ、思い残すことなく幸せだったんじゃないのかな」としんみり話していた。