レギュラー昇格「ポツンと一軒家」の“出演到達率”は1割

スポーツ報知
大阪・ABCテレビの秋の改編。レギュラー化される「ポツンと一軒家」の司会・所ジョージ(右)とパネリストの林修氏(朝日放送テレビ提供)

 朝日放送テレビ(ABCテレビ)は21日、大阪市福島区の同局で秋の改編・新番組発表会見を開いた。

 同局の目玉は、テレビ朝日系で全国ネットされている特番「ポツンと一軒家」のレギュラー化(日曜・後7時58分、スタートの10月7日は後6時30分からスペシャル放送)。2017年1~9月に放送していた「人生で大事なことは○○から学んだ」の企画から誕生し、同年10月から不定期で特番を8回オンエア。好評を得て、レギュラーに昇格した。

 衛星写真から発見した、日本の人里離れた場所にポツンと存在する一軒家を訪ね、住人の人生に迫るドキュメントバラエティー。

 同番組の植田貴之チーフプロデューサーは「捜索シーンが最初は注目されていたが、肝はそこで暮らす方の人生観。それを伝えていることが高視聴率の要因です」と自信。番組制作にあたって現在、6チームが様々な一軒家にロケに“突撃”しているが「空き家や『出たくない』という方がいるため、(出演の)到達率は1割。レギュラー化で(紹介する)家が足りなくなるのを心配しながらロケをしています」と話した。

 また、同局制作の全国ネット特番として、10月9日に「芸能人格付けチェック MUSIC~秋の3時間スペシャル~」(後7時)を放送する。一流芸能人が集い、“違いが分かる”センスを示す人気番組だが、今回は音楽に特化。価値の違うバイオリンや、生演奏とアプリ音源の聞き分けなどに8チームが挑む。視聴者が放送を見ながら楽しめる連動アプリ企画も用意されている。

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